毎日Lecker!

ヨーロッパでの生活は20年以上、最近帰国しました。 趣味は料理と写真。 おいしい情報をお届けします。 ロンドンの情報はカテゴリー「ロンドン」をご覧下さい。

カテゴリ: London

ロンドン生活最終日。いろいろな思い出が蘇ります。


2年半前、15年間暮らしたドイツから大都市ロンドンへ。
同じヨーロッパとは言え文化の違いに戸惑いもたくさんありましたが、人が優しくてサービスもよくジェントルマンな国。

すぐにイギリスが大好きになりました。


ここロンドンで相棒君と結婚をし、新しく始めた生活。 
楽しい思い出がいっぱい。
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相棒君、お仕事はとても忙しかったね、3年半おつかれさまでした。
いつもありがとう。 

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このブログのロンドン編もこれで最後ですが、"食事がまずいイギリス"、これはもう昔の話。  
ご紹介した数々のレストランや観光地など、これからロンドンに行く方の参考になれば幸いです。 


久しぶりに日本での生活が始まりますがきっとまた楽しいことがたくさん待っていることでしょう。  
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Arigato & Sayonara LONDON!



ロンドン最後の夜。
この日は夫婦同士で仲良くしていただいたベストカップルmarronちゃん夫妻と過ごしたいと決めていました
marronちゃんもお仕事がお休みの日でラッキー、4人でノッティングヒルにあるMAZIでディナーを。
ギリシャ料理のお店です。
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まずは流行りのジャーに入った前菜を。
ナス、豆、チーズがベースの3種類のものをチョイス。
どれもとってもおいしくてペロリ。
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メインにはまずミートボール。
ヨーグルトとオリーブオイルのソースが合います。
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ギリシャ名物ムサカ。
ナスではなく、なんとシイタケのムサカです。
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タコも大きくてプリプリ。
右のオリーブのソースと一緒に。
創作料理のようでどのお皿も美しいです。
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こちらはラム肉。
まるで和食のように見えます。
marronちゃんが「このソースはしょうゆと赤ワインベースなのでは?」と。
さすが美食家!
なんでも分かっちゃうのですね。
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とても混んでいて2時間限定だったのでデザートまでたどり着けず、この後はカフェへ移動。
明日は雪になりそうなほど寒い夜だったのでホットドリンクで温まりました。

こちらはmarronちゃんのチアシードのデザート。
かわいくてヘルシーですね。
チアシードは船便にもたくさん詰め込んだのでこれで日本でダイエットをしよう
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marronちゃん夫妻とロンドンで会えるのもこれで最後でしょうか。
結婚式の時もとてもお世話になり、長いお付き合いでした。
今までありがとう。。!
日本でまたすぐに会えると分かっていてもお別れは涙涙。
毎年marronちゃん邸でクリスマスを過ごしていたので、「今年も24日ロンドンに来ちゃう?」なんて相棒君はmarronちゃんのご馳走が忘れられない様子。
理想のカップルmarronちゃん夫妻にこれからもたくさんの幸せが訪れますように、帰りのオックスフォードストリートのイルミネーションを眺めながらそう願いました

今までお世話になったSさんと今日はシャングリラホテルの中にあるTINGでランチをしました。

Sさんとは2年前習い事に向かう時にバス停で偶然お会いしたのが始まりです。
慣れないロンドンで初めてお友達になっていただいた方。
それから幾度となくお食事に連れて行っていただいたり、Sさんなしでは私のロンドン生活は一体どうなっていたのだろう?と偶然の出会いに感謝の気持ちでいっぱいです。
あの時あの場にいなかったら、あの人に出会わなかったら、人生一期一会ですね。

さて、そのSさんと何度か来たシャードですが、シャングリラホテルの上まで行くのは初めて。
ドアを抜けるとシャングリラの香りがお出迎え。
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どことなくチャイニーズなデコレーションです。
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まずはライチベースのノンアルコールカクテルで乾杯。
Sさん今まで本当にお世話になりました
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アミューズから始まり~
(説明がなく結局これは何だったのか分かりませんがおいしかったです
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前菜はそれぞれ選び、こちらはサーモンのリゾット。
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DorsetCrab。
この紫のカリフラワーがちょこっとある感じがオシャレです。
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メインのリゾット、エビのプリプリ感がすごい!
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こちらはアンコウ。
肉厚でとうもろこしとソースにとてもよく合いました。
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そして栗のデザート。
桃のシャーベットとの色合いがオシャレ。
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最後はプチフール。
こんな箱に入ってくるなんてかわいらしいですね。
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この後Sさんには遅くまで私用にもお付き合いいただき、最後の最後までお世話になりっぱなしでした。
これでロンドンではお別れですが、これからもこのご縁をつないでいきたいです。
Sさん、今まで本当にありがとうございました

お菓子教室も最後。
いろいろなことが最後になり寂しいです。

今月はメニューはモンブラン。
大好きなお菓子です

まず土台となるメレンゲを作って焼いていきます。
低温でじっくり焼き、
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このメレンゲにチョコレートをささっと塗ってクリームがしみこんで崩れるのを防ぎます。
まるでシイタケみたい。
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クリームをのせてパレットナイフで形を山型に整えていきます。
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こちらが先生がわざわざパリで購入されるというマロンクリームとペースト。
このメーカーのものが一番栗の含有量が多くおいしいそうですよ。
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マロンペーストを絞るのはとても難しかったのですが。
なんとかできました!

が、私の作品はあまり美しくないのでこちらに載せるのは先生のお手本作品
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目をつけたらジョンレノンみたい~って、笑。
生クリームには一切砂糖を加えてないのでお上品なモンブランに。
秋の味覚です。
おいしすぎて2つも食べてしまった~

明日はいよいよ引っ越しです。

ロンドンでの一番の思い出と言えばティーインストラクターの資格を取ったこと。
昨日はお世話になった下条智恵子先生と残り少なくなった1期生でRITZのアフタヌーンティーへ。
先生にはレッスンだけでなく数々のアフタヌーンティーにもお誘いいただき楽しい思い出がいっぱいです。
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中に入ってから奥のティーサロンに行くまでにもう一度ホテルマンが立つドアを通り抜けます。
「どちらへご予約ですか?」なんて聞かれるので用もないのに気軽にホテル見学~なんてできないわけですね
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中は豪華絢爛、ピアノの生演奏が流れるパームコート。
とても華やかなサロンでした。
これぞアフタヌーンティー!そういった雰囲気です。
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メニューカードにも食器と同じリッツオリジナルのイギリスらしい小花柄が。
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さて、こちらの3段トレーですが、先日のクラリッジズを上回る量のサンドイッチ。
キケンキケン。。。
分かっちゃいるけどやめられない!
パンもしっとりやわらか、大変おいしいサンドイッチでした。
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いつも思うのですが、スーパーで買う食パンはイマイチなのにアフタヌーンティーのパンがとってもおいしいのはなぜ?
日本みたいにホテルでパンも売ればいいのに。

そして温かいスコーンがやってきました。
こちらもやわらかで私好みでした。
クロテッドクリームもたっぷりでてきましたよ。
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ケーキにたどり着く頃はやはりお腹がいっぱいでしたが、おしゃべりがはずみちょこちょこいただくことに。
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こちらはバスルーム↓
ピンクが基調のガーリーな空間
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先生とご一緒するアフタヌーンティーもこれで最後ですが、最後にふさわしい華やかなアフタヌーンティーでした。

先生からいただいた2015年のクリスマスティーが入ったオーナメント
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フォートナムでクリスマスティーを買おうか迷ったのですが、缶が大きく飲みきれないと思い断念していました。
こんなにかわいらしいものが売っていたのですね!
おみやげにもよさそうなので買いに行こうと思います。
今はもう手に入らない先生とおそろいのオーナメントまでいただき、こちらは日本でツリーを飾った際に写真をアップします。
クリスマスが待ち遠しい

結婚パーティーをした思い出のClaridge'sで念願のアフタヌーンティー!
ここのATはロンドンでも人気No1でずいぶん前からの予約が必要です。
この日を楽しみに指折り数えて待っていました
帰国までに間に合ってよかった!
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入って正面のサロンの奥にも部屋がありもちろん満席。
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まずはサンドイッチから。
かなりボリュームがあってびっくり。
どれもとってもおいしくて一気に頬張ってしまいました。
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中でも感動したのがこのミニキッシュ。
卵とチーズの味が濃厚でおかわりしたいところをぐっとガマン。
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スコーンはさっくり系でした。
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クラリッジズオリジナルの食器がかわいくて揃えたいと思い聞いてみたのですが、フランスからのオーダーになるそうで帰国までに間に合わず断念

こちらがケーキ。
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ひとつ食べるのがやっとであとはおみやげに。
新しいスコーンを余分に入れてくれたりサービスもGood
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11月16日からはバーバリーのデザインのクリスマスツリーがロビーに飾られるそうですよ。
是非見に行きたいと思いました。

さて、昨日はイルミネーション点灯式があり街の中心地はクリスマスの雰囲気UP。
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今年はゴールドも混じって華やかです。

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ナイツブリッジに行く度に気になっていた和食レストランzumaに行ってきました。
1番乗りだったのでまだ準備中でしたが、店員さんの大きな掛け声と共に開店!
何を叫んでいたのかは不明ですが、気合の入れ方も日本風?
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お店はとても広く、モダンジャパニーズといった感じです。
寿司カウンターや個室もありました。
次から次へと人が入り1時間後には満席に。
平日の昼でも要予約です。

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メニューや日本酒も豊富。
ひとつひとつのポーションが大きめだったので二人だったら4,5皿で十分でした。
どれもとてもおいしかったです。
イベリコ豚の炉端焼きは柚子とトリュフ風味でした。
最近海外で柚子が流行っていますね。
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こういった新しい和食レストランが増え、ますますロンドンの和食ブームを感じます。

お腹がいっぱいになったところでおなじみブルガリホテルでお茶タイム。
今回はラウンジにしました。
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暖炉の火がパチパチ。
バーカウンターの方よりもこちらの方が落ち着いていていいかなと思います。
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冬時間になって日が暮れるのがとても早くなり帰る頃はもう真っ暗。
お腹がいっぱいの時に夕食のメニューを考えるのは憂鬱だなあ。。。
と自分勝手なことを思いながら帰宅の途についたのでした。

あいにく雨だった昨日。
お菓子教室の後、お友達と3人でSwissCottageにあるBRADLEYSでランチをしました。
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すっきりとした内装のお店。
お店の奥が小さな庭になっていて両脇から陽の光が入る爽やかな造り。
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フォカッチャなどもありパンの種類が豊富でした。
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前菜にはかぼちゃのスープを。
あつあつのスープにかぼちゃの種が入ったケークサレ。
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こちらも前菜のスモークサーモン。
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メインのHakeの魚。
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デザートはクレームブリュレに
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パッションフルーツのパンナコッタ。
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週末は要予約だそうですよ、とても感じのいいお店でした。
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ちなみにこちらはこの日のレッスンで作ったりんごのタルト。
中にはキャラメリゼしたリンゴが入っています。
以前習ったEcole Levain D'antanのタルトフィンヌとはちょっと違う作り方でとても勉強になりました。
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もうひとつはチョコレートのフィナンシェ。
シリコン型でも黒が一番いい物だとか。
これはパリで買うものリストに入れました。
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レッスンからランチまでとてもおいしい1日でした


落ち着いた雰囲気のCorinthia Hotel、以前にこちらのブログではこの中のMASSIMOをご紹介していますが、お気に入りのNORTHALLのブランチに行ってきました。
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JAZZの生演奏付でオシャレな雰囲気。
前回行った時にあったビュッフェスタイルとは少し形式が変わり、全てシャンパン付のメニューコースになっていました。
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が。
お酒が飲めないのでノンアルコールカクテルに変えていただきました。
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こちらは前菜のアーティチョークのスープ。
これがとってもおいしくてまろやか。
パイとキノコにとても合っていました。
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こちらは相棒君のオイスター祭り。
私はカキが苦手なので味見しませんでしたが、とても新鮮だったそうです。
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メインのスズキはレモンチャツネと一緒に。
皮がパリっと歯ごたえがよく、どうしたらこんなに上手に焼けるのか教えてほしい!
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また~?
相変わらずロースト好きな相棒君。
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こちらは季節もののブラムリーアップルのデザート。
見た瞬間びっくり、アイスの中にりんごのシャーベットが入っていて遊び心満載。
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チーズプレートも豪華な盛り付けでした。
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どことなく先日のCONNAUGHT HOTELに似た大人な雰囲気のCorinthia Hotel、大好きです。
アフタヌーンティーにも来てみたい。。
帰国までに時間あるかな。

毎年クリスマスにお呼ばれされるのが楽しみだったmarronちゃん邸。
今年はご一緒できないのが残念!
帰国がせめて年末だったら。。。
ということで先週末、手巻き寿司パーティーを開いてくれました。

なんと言ってもお料理上手なmarronちゃん、しかもご主人はお魚さばきもできるのです!
相棒君とこの日をとても楽しみにしていました。
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手巻きだけかと思ったら。
そんなはずないのがmarronちゃん。
まず出てきたのはこちら。

手作りとは思えないほど美しい鰻巻き!
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タイ風サラダに
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ふろふき大根。
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どれもこれもお上品な味でまるで料亭~

この後marronちゃんとご主人がキッチンに立ち、夫婦でクッキングタイム♪
(素敵すぎるご夫妻の様子はmarronちゃんのブログでご覧下さい。
marronちゃんはまずから揚げを。
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これだけでもおいしそうなのにこの後。
変身!
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あんらーーー!!
野菜も美しい色のまま、上手に炒めてあります。さすが!

そしてこちらがご主人がさばいてくれたお魚。
サーモンはバーナーで炙ったり本格的!
ご主人、早くお寿司やさん開きましょっ!
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すごいでしょう?

白身魚はこのトリュフ塩で。
合う合う~!!
今度我が家でもやってみます!
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そしてシメはあら汁。
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いやー、おいしすぎました!
ロンドンにいながらこんなに本格的な和食がいただけるとは。

お腹がいっぱいになったところでご近所をお散歩して。
帰ってきたら。
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じゃ~ん
手作り羊羹がーーーーっ!!
ちょっとどこまで本格的なの?!
栗まで炊いたとか。
すごすぎて言葉が出ません。
お料理も器も全てがフォトジェニックな世界、オソレイリマシタ!

日本に帰ったらもう味わえないと残念に思うのがmarronちゃん邸のごはんです。
さみしいな。

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